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大学卒業後、日興コーディアル証券（現ＳＭＢＣ日興証券）にて資産運用コンサルタントに従事していました。その後、みずほ銀行を経て、シグマ株式会社に2022年に入社しました。お客様のことを深く知って、お気持ちに寄り添ったアドバイスを心がけています。お客様毎にライフプランに最適な資産運用を提案することはもちろんのこと、相続・遺言などにも強みがあると自負しています。
【趣味】神社仏閣巡り、甘味食べ歩き
【座右の銘】日日是好日
シグマ株式会社は、名古屋市中区を拠点に東海三県を中心に業務を行っています。2013年に設立され、今年でちょうど10年目の節目の年になります。セミナーやWEBサイトからご相談に来られるお客様に対し、ファイナンシャルプランナーの視点でキャッシュフロー表を作成し、家計の課題や「将来やりたいこと」や「不安に感じていること」を共有します。そして、目標を一緒に検討させていただき、明確になった後にＩＦＡとしての商品提案を行っています。また、お客様から運用以外のご相談を受けることもよくあります。内容も相続、不動産、認知症対策、揉め事など多岐にわたります。そんなときは、提携している弁護士、司法書士、税理士などの専門家と連携し、一緒に解決策を検討することもあります。お客様としっかりと向き合い、長期的に良好なお付き合いをさせていただくための環境が整っています。
IFAになってよかったと心から思えた瞬間・具体的な事例を教えてください。
お客様より、「1人でモヤモヤ悩んでいたことがすっきりしました。本当にありがとう。」と言っていただいたことが嬉しかったです。
前職で勤務をしていた時は、自分がお客様に「ありがとうございます」と言っていた方が圧倒的に多かったと思います。言葉には出されなくても、相談後に晴れやかなお顔になっていただいた瞬間や、資産運用以外にもご家族のことをいろいろとご相談いただくことに喜びを感じます。
金融業界でIFAだからこそできることを教えてください。
「お客様を知る」ことに時間を費やせるところが魅力だと感じています。
お客様を知るサービスのひとつとしてライフプランニングがあります。弊社ではライフプランニングに力を入れており、FP用の専用ツールを導入しています。しっかりとしたヒアリングを通してお客様の悩んでいることや実現したいこと、ご家族への想いなど時間をとってお伺いすることができるため、「目標」を共有しながら一緒に生涯伴走できます。そこがIFAならではの価値サービスだと思います。
アドバイザー活動するうえで、一番大切にしていることは何ですか？
お客様の不安や疑問を早い段階で察知することを大切にしています。
IFAになる以前はお客様との面談の中で、いかに魅力的に商品のプレゼンテーションをするか、提案した商品を即決で購入していただけるかそればかりを考え、お客様の不安や疑問の声に対しては、解消するというよりは説得するという意識が高かったように思います。
そのため、商品購入後に運用がうまくいかなかった場合、お客様からの信頼が大きく崩れてしまったという苦い経験をしました。
IFAとなってからは、面談時にお客様についてお伺いできる時間が作れるため、お客様の言葉やこちらから説明した時のお客様の表情など、少しでも不安や疑問に思っていることはないかを早く察知し、不安や疑問点の解消をすることに努めています。
不安や疑問点の解消に注力することにより、お客様からはどんなことでも聞いていいんだという関係性を作ることができ、アドバイザーの立場からはお客様の考え方や本当に安心できるアドバイザーとしての寄り添い方がわかり、その後の提案に繋げることができると感じています。
理想と現実には常にギャップが伴うものと思いますが、いま一番強く感じていらっしゃる課題感はどのようなものでしょうか？
アドバイザーとしての価値を感じていただくことに課題を感じています。
最近では投資に関する書籍やYouTubeなど、お客様が触れる投資情報は数多あります。
弊社に相談にご来社くださるお客様の中には、書籍やYouTubeなどを見て、全体の資産に対するアドバイスというよりは、よりパフォーマンスの良い商品やより安い手数料を求められる方もいらっしゃいます。どちらも相談先を決める判断基準として決して間違っていることではないと思います。
ただ、運用が順調である時はこれらを基準にされていても問題はないと思いますが、運用が悪くなった時に状況を共有し、必要であれば運用の見直しもご提案する、悪い状況下であっても相談しながら長く付き合っていける、そういった所に商品以上の価値を感じていただくこと、またそれを言葉でお伝えすることに課題を感じています。