COLUMN コラム

IFAって何?

IFAとは「お金のかかりつけ医」

「IFA(Independent Financial Advisor)って何?」という質問に対する私の回答は、「お金のかかりつけ医」であり、「資産運用のコーチ」です。
IFAは単に金融商品を仲介するだけでなく、お客様それぞれのライフステージに合ったファイナンシャル・プランを作成し、その幅広い金融の知識を使って資産運用、生命保険、不動産などに関するお客様の疑問を解消しながら、お客様とその家族のゴール、関心事を聴き、その実現まで寄り添います。

今でも、証券、保険、不動産などの商品を売り込んでくる営業の人は多いように思いますが、みなさんそれぞれのゴールから逆算して適切なアドバイスを継続的にしてくれる人はとても少ないと思いますし、そういう専門家がみなさんには必要です。

資産運用のコーチがいれば、長期で続けられる

また、なぜ「資産運用のコーチ」かというと、大切な退職金を運用したり、給与天引きで毎月の積立投資をしたりしますが、残念ながらほとんどの一般投資家は3~4年で運用をやめてしまいます。その多くの理由はマーケットの変動(特にマイナス)に耐えられなくなるからです。
これはゴルフに例えると、最新のドライバーやアイアンを買ったところでスコアが良くならないのと同じです。スコアが良くなるには、スイングを教えてくれ、そしてメンタル面のケアをしてくれるあなたに合ったコーチが必要です。

IFAは毎年起こる地政学的リスクや急激なマーケット変動に対して、お客様が不安に苛まされて右往左往しないように、投資を継続していただくためのアドバイスを行います。
また、お客様やそのご家族の状況も毎年変化していきますので、状況を定期的にヒアリングし、その変化に応じたアドバイスをし、お客様のゴールまで伴走します。

お金の悩みを手放して、自分らしく生きるために

まだまだ日本では馴染みのない職業かもしれませんが、欧米では資産形成を始めるときや、退職する前などにIFAに相談をするのはごく一般的に行われています。
少し敷居が高く感じるかもしれませんが、体の調子が悪くなったときすぐ相談できる「かかりつけ医」がいれば安心なように、お金まわりのことで不安になったときにコーチのように信頼できるIFAに相談をできたら、お金の悩みから開放され、みなさんの日々の人生がもっと充実したものになるのではないでしょうか。
私自身、IFA法人GAIA(ガイア)を創業して18年目になりますが、設立当初のお客様のお子さんが、赤ん坊のときから今年大学に入るまでをずっと見てきました。
「〇〇ショックを乗り越えて長期分散投資を継続することで資産が増え早期退職ができました」「理想の老人ホームに入れました」という声を聞くときが、一番この仕事に対してのやりがいを感じる時です。

あなたのお金の悩みは何ですか?

ぜひお気軽にIFAにご相談ください。

【著者】
IFA法人 GAIA
代表取締役社長 兼 CEO ファイナンシャルプランナー
中桐 啓貴

山一證券、メリルリンチ日本証券を経て米国でMBA取得。米国のファイナンシャル・アドバイザーが長期的に顧客に寄り添う姿に感銘を受け2006 年GAIA創業。
価値観を重視したヒアリング型の資産運用コンサルティングを提供している。
16冊の著書は累計発行部数 10 万部を超え、近著は『日本一カンタンな「投資」と「お金」の本』。(クロスメディア・パブリッシング)
2016年、GAIAはコミッション型からフィーベース(残高連動手数料)型へとビジネスモデル転換を図り、2022年度は証券収益等に占めるフィーの比率が94%になった。仲介する預かり資産は493億円(2022年12月末)。
2020年4月からは「一般社団法人ファイナンシャル・アドバイザー協会」理事長を務めている。

GAIA株式会社
金融商品仲介業者 関東財務局長(金仲)第235号
〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-2-11
新宿三井ビルディング2号館10階

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