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全国IFA特集

「資産運用をあたりまえに」という想いで全国各地で豊かさの実現を届け続けるFan(後編)

2025/7/31

  • 資産運用
  • セカンドライフ
  • IFA

2008年富山県富山市に設立され、「資産運用をあたりまえに」というビジョンの下、全国各地にその活動を広げる株式会社Fan。今回は、代表取締役である尾口 紘一氏、ファイナンシャルアドバイザーの安部瑞季氏、木村晴彦氏、尾﨑佳奈氏に、同社のサービスとサポート内容などについて詳しく聞きました。

IFAプロフィール
株式会社Fan

誰もが自分の豊かな未来を築くための手段として資産運用に取り組めるよう、もっと身近に資産運用の相談ができる場所「投資信託相談プラザ」をつくり全国各地に展開。豊かな人生や社会の実現を目指し、誰もが心置きなく、気軽に資産運用ができる環境を提供している。

変わる資産運用の世界とこれからの課題

Q16:金融業界に長年身を置かれて、資産運用を取り巻く環境はどのように変化したと感じますか?

(尾口氏)
この10年間で、ネット証券が目覚ましい勢いで広まったと思います。それまでは対面証券と銀行の2つで、どちらもオフライン。オンラインで取引できるのは画期的なことでした。ネット証券が始まった当初の利用者は、デイトレーダーがほとんどでしたが、ネット証券のシェアが高まり資産運用のプラットフォーマーとしての地位を確立するようになると、デイトレーダー以外の層がネット証券に流れ込んできたのです。現在は、4人に1人がネット証券の口座を持っているといわれています。

Q17:ネット証券が発展したことによって、どのような資産運用の課題が生じていますか?

(尾口氏)
証券口座の稼働率を見ると、未稼動なケースが多いことが分かります。将来的に2人に1人が証券口座を持つといわれているものの、その活かし方が分からなければ非稼働率が上がってしまう。また、金融商品の種類が多く選びきれない問題も生じつつあります。これはネット証券によって新しいタイプの金融商品が数多く登場したことと、個人がインターネットを使ってさまざまな情報にアクセスしやすくなったことが影響していると考えられるでしょう。

重要なのは幅広い顧客層に合わせた情報発信と金融・ITリテラシーの普及

Q18:Fanとしてどのような役割を持って課題に取り組んでいきたいと考えていますか?

(尾口氏)
証券口座を活用できていない人が多い反面、よく分からないまま商品を選び結果が伴わなかったというケースも少なくありません。いずれにしても、資産運用に関する正しい知識や金融・ITリテラシーを広める必要性を感じております。そこで弊社では、お客様がご自身に合った資産運用方法を選択できることを目的に、情報提供と対面アドバイスを同時に展開しています。

Q19:課題を解決するために重要視していることは何ですか?

(尾口氏)
IFAとして、多様化する問題に幅広く対応することです。例えば資産運用に加えて相続の問題を抱えている、または法人口座を使った投資に事業継承の問題が生じたといったときに、ネット証券のインフラだけでは対応しきれないケースが今後出てくると考えられます。そのときにIFAが補完機能の役割を果たしてお客様をサポートできる体制が整っていれば、お客様の安心につながります。また、拡充すべきサービスも見えてくると思います。「資産運用をあたりまえに」の視点において、幅広い層に対応できる体制を整えることも、重要視している点です。

Q20:資産の規模や目的にかかわらず、誰にとっても「資産運用をあたりまえに」や、「金融リテラシーの向上」は重要なキーワードとなるでしょうか?

(安部氏)
資金に余裕のある方の中には、資産運用に対して入りづらさを感じている方もいらっしゃいます。また、間違った運用を行った結果、大きく損をしてしまったというケースが多いのも現状です。手元のお金を効果的に増やすためにも、資産運用は有効な手段であることを理解すると同時に、お客様ご自身には、金融商品を選ぶ力が求められます。

弊社では、富裕層のお客様に対しても「資産運用をあたりまえに」や、「金融リテラシーの向上」は重要なキーワードと捉えており、資産運用のきっかけづくりの提供やリスクを抑えた長期運用などの提案をしております。

可能な限りお客様の役に立ちたい!
Fanの高度・複雑化する課題解決への取り組み

Q21:資産運用以外にも、例えば相続など複数の悩みが絡むケースでは、問題解決の難易度は上がるのでしょうか?

(尾﨑氏)
問題解決の難易度が上がる可能性はあります。金融以外の知識や経験が必要となるうえ、お客様の事情や問題の緊急度も異なるからです。例えば、お金を増やすことよりも相続に対してより不安に感じている場合は、先に相続の悩みを解決します。根本的な問題が税金であることが分かった場合は、税理士さんに協力を仰ぐ。そして相続の悩みを解決する最後の手段として、資産運用を選択するケースが多いと思います。

Q22:例えば、「相続と資産運用の問題を解決したい」という相談に対して、どのようにアドバイスされますか?

(尾﨑氏)
お客様に対してヒアリングを実施して問題を深掘りしたうえで、「こういう方法がありますよ」と提案するのが主な流れです。具体的には、最初のヒアリングでお客様から過去の仕事をはじめ家族構成や趣味など、問題とは一見関係ない話題も含めてお話を伺います。お客様が解決したい問題は、お客様自身が気づいている場合もあれば、顕在化していないこともあります。後者の場合は、「課題としてはここですね?」というふうに、気づきを引き出します。そうすると、「問題を解決するにはどうしたらいいか」がお客様の知りたいことになりますので、「解決するためには、資産をこのように運用する方法があります」と提案します。じっくり時間をかけてお客様が求めている答えを導き出すため、同じお客様に対して、私の場合は最低3回はヒアリングを実施します。

Q23:他業種と提携または連携して事業を展開していると聞きましたが、どのような業種ですか?

(木村氏)
地方銀行や士業との業務提携、そして百貨店への出店です。

Q24:他業種と協力し合うことによって、どのようなことが可能になりましたか?

(木村氏)
銀行と提携することによってお会いするお客様の層が広がりました。弊社はセミナー経由のお客様が多いのですが、銀行を通じて中堅企業の経営者様や、年に1度か2度会えるかどうか分からない超富裕層の方との取引ができるようになったのです。

社内に税理士と不動産の担当者がいる点について少し触れましたが、専門家が社内にいることで業務がスムーズになりました。以前は、相談に対して専門的な知識がないという理由で十分な回答ができない、あるいは不動産においては具体的な提案ができないことが課題でした。

専門家が社内にいることで、すぐに意見を聞くことができるだけでなく専門家の意見を踏まえより踏み込んだ回答ができるようになりました。相談を受けてからのスピードが上がると同時に、お客様のためになる提案ができるようになったことを考えると、不動産の担当者と税理士の存在は、弊社にとって大きな財産です。

Q25:実際にお客様の悩みを解決できた事例をお聞かせくださいますか?

(木村氏)
提携先の銀行は、新たなお客様の拡大という課題を抱えておりました。個別にお客様に接触し、課題を深掘りしていくのが従来の方法でしたが、それだけでは限界があったのです。そこで弊社のセミナーを使ったお客様への情報提供の仕組みを提供し、実際にセミナーを開催したところ手応えを感じ、お客様に接触する新たな方法として本格的に取り入れる方向に進んでいるそうです。これは提携先の問題解決の例ですが、銀行が開催したセミナーが誰かのお役に立てたのなら、弊社も間接的に問題解決に関わったということができるでしょう。

「資産運用をあたりまえに」の実践で感じる
IFAとしてのやりがいと将来への展望

Q26:Fanで働いていて、どのようなときにやりがいを感じますか?

(尾﨑氏)
お客様の資産が増えているのを知ったときに、一番やりがいを感じます。お客様から「老後の不安が安心に変わりました」というような言葉をいただいたときには、うれしい気持ちになります。
先日とある病院から依頼を受け、従業員さま向けのセミナーを行いました。受講生は20代の若い女性が中心。セミナーではNISA制度や積立の効果、資産形成の概要などをお伝えしました。セミナー後「すごく分かりやすくて聞いて良かったです」「将来が楽しみです」「老後の不安が一つ解消できました」と、目を輝かせながら感想をいただき、私も顔がほころびました。

(木村氏)
お客様の資産が増えて人生が豊かになったときや、弊社のサービスに満足されたお客様が新たなお客様を紹介してくださったときにやりがいを感じます。もう一つのやりがいは、弊社の若手社員の成長を見守れるという点です。ここ2、3年で多くの若手社員が入社し、彼らから相談を受けるようになりました。悩みを聞きアドバイスをするうちに、若手社員たちがどんどん成長していく姿を見るのは、うれしいことです。誰かの成長に自分が関わることができるこの仕事は、やりがいがあります。

(安部氏)
セミナーの開催をメインにしている私にとって、受講者様から「本当に資産運用に対する意識が変わった」「これから始めてみたくなりました」「不安が解消されました」といったお言葉をいただいたとき、「セミナーをやってよかった」と強く思います。また、個別相談後「もっと早く出会いたかった」と言われたときは、お客様の役に立てたことがうれしく、次も頑張ろうとの気持ちが強く湧いてきました。

Q27:最後に、今後取り組みたいことや事業を通じて尾口様が実現したいことをお聞かせください。

(尾口氏)
ネット証券のユーザーは現在若い方が多いですが、10年後、20年後と世代の移り変わりとともにニーズも課題も変わります。弊社としては、変化するニーズに対応するために、できることを少しずつ増やしていきたいと考えています。

弊社には不動産の担当者や税理士が在籍しているとはいえ、1社だけで全てのニーズに応えるのは難しいケースもあります。現在提携する税理士との連携に力を入れていますが、士業に限らず異なる業種とのつながりを増やし、さらなるサービスを展開できたらと思います。

実は、弊社は富山県が主催する「T-Startup」において、「成長ポテンシャルの高い企業(T-Startup企業)」に3年連続で選出されました*。上場に向けて今後も成長を続けていきたいと考えており、これは「資産運用をあたりまえに」の視点からも正しい方向性であると感じております。想いを共有しFanの成長を共に目指すアドバイザーを増やし、日本のファイナンシャル・ウェルビーイングを実現していくことが、Fanの大きな目標です。

(おわり)

尾口さま、安部さま、木村さま、尾﨑さま、今日は貴重なお話しどうもありがとうございました!

みなさまもぜひ一度Fanの無料相談、アドバイスを体験してみてください

【著者】
楽天証券株式会社
IFAサービスサイト
コラム編集チーム

楽天証券のIFAサービスWebサイトを運営しています。楽天証券では資産形成・資産運用のためにだけではなく、資産を使う・引き継ぐためのサービスをIFAコースのお客様限定で多数ご用意しております。これらのサービスをIFAのアドバイスとともに上手に活用することで、お客様の持つ将来への不安や悩みを解決いたします。

楽天証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第195号
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