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資産運用はしないほうがいいの?資産運用に向いている人の特徴

資産運用に興味を持ちながら、「資産運用はしないほうがいいの?」と、なかなか踏み出せない方は少なくないでしょう。

しかし、資産運用を適切に行えば、将来的に大きなリターンを得ることができる可能性があります。

この記事では、「資産運用はしないほうがいいの?」と不安や懸念を抱いている人に向けて、資産運用に向いている人の特徴や、資産運用を始める際に覚えておくべき大切なポイントについてお伝えします。

1.資産運用に向いている人の特徴

資産運用に向いている人には、共通するいくつかの特徴があります。ここでは、資産運用に向いている人の特徴を3つご紹介します。

・資産運用に興味を持っていて情報を集めている人

資産運用に向いている人の特徴として、資産運用に興味を持ち、積極的に情報を集めている人が挙げられます。

資産運用は、知識があるかどうかで結果が大きく異なるため、情報収集を怠らない姿勢が重要です。経済や市場の動向、投資商品に関する最新の情報を常にチェックしている人は、適切だと考えられるタイミングで判断を下しやすく、運用に成功する可能性が高まります。

例えば、インターネットでのリサーチや、専門書の読書、セミナーや講座に参加するなど、さまざまな方法で資産運用の基礎を学んでいる人は、知識を基にした判断を行えます。特に資産運用の世界は日々変化しており、情報に敏感であることが成功の鍵となるのです。

・将来必要となるお金を準備しておきたい人

将来的に必要な資金をあらかじめ準備したいと考えている人も、資産運用に向いています。例えば、老後の生活費や、子どもの大学費用など、大きな支出が予定されている場合に、その資金を前もって準備しておくことができます。

また資産運用を通じて、毎月少しずつでもお金を積み立てることで、将来の支出に備えることができ、将来の不安を軽減することができます。このように、必要となるお金を計画的に確保する姿勢を持っている人は、資産運用をうまく活用して、未来の生活を安定させることができるのです。

・長期的な視点でコツコツと取り組める人

短期的な利益に惑わされず、長期的な視点を持って運用を続けられることも、資産運用に向いている人の特徴であると言えます。市場の動きは日々変動しますが、その都度一喜一憂するのではなく、最終的な目標を見据えた運用を行うことが大切です。

例えば、株式や投資信託などの運用は、短期間での価格変動が激しいことがあります。しかし、長期的に運用を続けることで、その変動を乗り越え、成果を期待できることも多いのです。資産運用に成功する人は、時間をかけてじっくり資産を育てることに耐えられる人が多いです。

2.資産運用を始めるコツ

資産運用に向いている人の特徴を理解した上で、次に大切になるのは、『実際にどうやって運用をスタートさせるか』です。特にこれから資産運用を始めようとする場合には、いくつかのコツを押さえることによって、スムーズに始めることができます。

ここでは、無理なく資産運用を始めるための5つのコツを紹介します。

・資産運用の目的と目標を明確にする

資産運用を始めるためには、まず自分の目的と目標を明確にすることが大切です。将来のためにお金を増やしたいと思っていても、具体的に「何のために」「いつまでに」増やすのかが曖昧では、実際に始めることが難しくなるからです。

例えば、「子どもの教育資金を10年後までに準備したい」「老後の生活資金を20年かけて蓄えたい」など、具体的な目的があれば、それに合った運用計画が立てやすくなります。目的を明確にすることによって、自分にあった運用方法を見つけることができるのです。

そのため、資産運用を始めるためには、まずは自分の目的を明らかにして、目標をしっかりと設定することが大切です。

・余剰資金で資産運用をする

資産運用を行う際は、生活費や緊急時の資金とは別に、余剰資金を使って運用を始めることが重要です。

日々の生活に必要な資金に手をつけてしまうと、予期せぬ出費があった際に困ることになります。また、運用中に思いがけない状況が発生しても、余剰資金であれば慌てることなく対応できるため、冷静に運用を続けることができます。

余剰資金とは、使う予定のないお金や、生活に影響を与えない範囲の資金のことです。これを使うことで、焦りや不安を感じることなく、資産運用に取り組むことができるでしょう。まずは無理のない範囲で始め、余裕を持った資金管理を心がけることが運用の基本です。

・少額からスタートする

少額からスタートすることも、資産運用を始めるための一つの方法として挙げられます。いきなり大きな金額を投資すると不安が大きくなりますが、まずは自分が無理なく運用できる範囲で少額を投資することで、精神的な負担を軽減することができます。

少額から始めることで、投資の基本を学びながら、運用の流れや仕組みを実践的に体験できます。もし、結果が思わしくない時でも、少額投資ならば経済的な損失を最小限に抑えられるため、大きな失敗を防ぐことができます。

さらに、少額投資でも、長期的な運用を続けることで、時間をかけて資産を増やすことが可能です。なにも最初から大きく賭ける必要はなく、少額から始めることで、資産運用に取り組むことができるのです。

・資産を分散して運用する

資産運用を始めるコツは、資産を複数の運用対象に分散することがオススメです。

分散投資は、さまざまなリスクを軽減するための基本的な手法として知られています。一つの運用先に全額を投入するのではなく、いくつかの異なる種類の投資方法を組み合わせることで、経済の変動や市場の波を乗り越えやすくなります。

具体的には、例えば株式の中でも異なる業界や地域に投資したり、株式と債券をバランスよく組み合わせたりすることが、資産運用を安定させる方法の一つです。また、タイミングや頻度を統一せずに、複数にわけて投資することも分散投資のひとつの手法として知られています。

こうした分散によって、予想外の事態にも対応しやすくなります。

・NISA(少額投資非課税制度)を利用する

2024年に改正されたNISA(少額投資非課税制度)は、資産運用を始める初心者にとってぴったりな制度です。新しいNISAでは、積み立て投資と成長投資が一つの枠組みで利用でき、年間の投資上限が増え、運用期間も無期限となりました。

投資によって得た利益が非課税となるため、配当金や売却益に対する税負担を大幅に軽減できます。また、積み立て投資と成長投資を併用できることで、リスク分散しながら自分の資産運用スタイルに合わせた投資ができるのも魅力です。

3.まとめ

本記事では、「資産運用はしないほうがいいの?」と、不安や懸念を抱えている方に向けて、資産運用に向いている人の特徴や、始めるためのコツについて詳しくお伝えしました。資産運用を適切に始めれば、将来的に資産を大きく増やせる可能性があります。

資産運用を成功させるためには、少額から無理なく始め、分散投資や長期的な視点を持つことが大切です。また、学び続ける姿勢を持ち、柔軟に対応することで、初心者でも資産運用を進められるでしょう。

資産運用に迷っている方は、ぜひこれらのポイントを参考にしながら、自分に合った方法で少しずつ始めてみてください。行動を起こすことで、将来の経済的な安定を築く第一歩を踏み出すことができるはずです。

【著者】
楽天証券株式会社
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コラム編集チーム

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